ハイレゾ、データセンターの空調電力9割削減 エアコン使わず温度・湿度管理

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第2データセンター完成予想図(出所:ハイレゾ)
第2データセンター完成予想図(出所:ハイレゾ)

ハイレゾ(東京都港区)は1月28日、石川県志賀町に建設中の第2データセンター建物構造物に関して、廃熱効率の設計により、エアコンを使わずにサーバールーム内の温度と湿度の調整を可能にする意匠権と特許権を出願したと発表した。同社によると、現在稼働中の第1データセンターはエアコンを使わないことで空調電力を90%削減しているという。電力の使用を減らすことで温室効果ガス排出量を抑制する。

同社は、国内最大級のGPU(3Dグラフィックスなどを描写する際に必要な計算処理を行う半導体チップ)専用データセンターの運営を手がける。2019年から石川県志賀町で、エアコンを使用しないGPU専用データセンターを運営。さらに、昨今のAI・ディープラーニング等の需要拡大を受け、同地域で新たに第2データセンターの建設を進めている。

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