FOMMの4人乗り超小型EV、中国・東南アジア・中南米で製造・販売へ

クオンタムソリューションズ（東京都千代田区）は1月31日、4人乗りの超小型EV「FOMM ONE」の開発を手がけるFOMM（神奈川県川崎市）と、FOMMとの合弁会社でクオンタムソリューションズ子会社であるQuantumFOMM（QF／香港）との間で、FOMMが開発する電気自動車等の製造・販売に関し、特定地域での独占製造・販売権の付与などを含む基本合意書を締結したと発表した。

基本合意書の主な内容は、FOMM が開発し、製造のために必要なすべての知的財産権を有する「FOMM ONE」を、対象地域において、独占的に製造・販売するサブライセンス可能な権利をQFに付与するというもの。これにより、同社グループは対象地域で独占的に「FOMM ONE」の製造・販売が可能となる。同合意書に基づき、同社グループではFOMMに対し、対象小型自動車の製造のための部品等の調達・製造を委託する予定だという。