三菱ケミとNTTグループ、生ごみを袋ごと堆肥化 都内商業施設で実証実験

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(左)三菱ケミカルが開発した「FORZEAS」製の生ごみ袋、製造元はキラックス (右)食品残渣発酵分解装置「フォースターズ」に袋を投入している様子(出所:NTTビジネスソリューションズ)
(左)三菱ケミカルが開発した「FORZEAS」製の生ごみ袋、製造元はキラックス (右)食品残渣発酵分解装置「フォースターズ」に袋を投入している様子(出所:NTTビジネスソリューションズ)

三菱ケミカル(東京都千代田区)とNTTビジネスソリューションズ(大阪府大阪市)は1月31日、東京建物(東京都中央区)が運営する商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」(同・千代田区)の飲食店・食品販売店19店舗で、生ごみを袋のまま堆肥化する実証実験を開始したと発表した。

生ごみの堆肥化装置を使用する場合、通常のごみ袋(ポリエチレン製)では、利用者は生ごみを袋から取り出して同装置に投入する必要がある。また、堆肥化可能な生ごみ袋でも、高温環境下でないと分解速度が極めて遅いなどの課題があったという。今回、三菱ケミカルは常温環境下の堆肥化装置の中でも、数日程度という短時間で分解する生分解性樹脂コンパウンド「FORZEAS(フォゼアス)」の新グレードを開発した。

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