NTTアノードと金沢工大が連携 キャンパス内の再エネ利用を最大化

NTTアノードエナジー(東京都千代田区)と金沢工業大学(石川県野々市市)は2月4日、キャンパス内に直流による電力融通設備を共同で構築し、再生可能エネルギーの最大限導入と電力レジリエンス強化、既存交流電力網の負担軽減の実現に向けた直流による共同事業を実施すると発表した。
この事業では、金沢工業大学扇が丘キャンパス内(野々市市)に太陽光発電設備と蓄電池を設置し、北校地、南校地にそれぞれ直流1500V、直流380Vの自営線網を構築する。この自営線網による電力融通を利用して、太陽光発電の電気を直流のまま直流LED照明や、直流サーバー、各設備に供給することで、効率的に余すことなく再エネを有効活用する。これにより、この事業全体で年間175トン(設備導入前比43%)のCO2削減を目指す。
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