東京ガス、低・脱炭素化へ「移行債」で200億円調達 経産省モデルに選定

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東京ガス(東京都港区)は2月14日、低・脱炭素化促進のための新たな資金を調達するため、都市ガス事業者として国内で初めて、国内公募形式のトランジションボンド(移行債)を発行すると発表した。発行総額は200億円程度で、7年債と10年債を3月に発行する予定。主幹事証券会社はみずほ証券・野村證券が務める。

この移行債は、東京ガスグループが天然ガスへの燃料転換による低炭素化、ガスの脱炭素化などに取り組む「新居浜LNGプロジェクト」、「スマートエネルギーネットワークプロジェクト」、「晴海水素事業」の3つのプロジェクトへの投資に活用する。東京ガスが発行するESG債は、2020年12月に発行したグリーンボンド(環境債)に続いて2例目となる。

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