JPX、「デジタル環境債」発行へ検討開始 資金使途の透明性高める

日本取引所グループ(JPX/東京都中央区)は2月14日、BOOSTRY(東京都千代田区)の保有する技術の活用し、「グリーン・デジタル・トラック・ボンド(デジタル環境債)」としてセキュリティ・トークンを発行し、資金調達を行うことを検討すると発表した。
JPXグループ全体としてのカーボン・ニュートラル達成、また、デジタル化を通じた債券発行に関する事務全体の効率化に向けた取り組み。JPXグループでは全使用電力を100%を再生可能エネルギーに切り替え、2024年度までにグループ全体でのカーボン・ニュートラル達成を目指している。今回、その一環として計画している太陽光発電への投資、廃食用油を燃料とするバイオマス発電設備への投資金額の一部を、「グリーン・デジタル・トラック・ボンド」として調達することを検討する。同社によると、日本初の取り組みだという。
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