三菱ケミ・ガンバ大阪、生分解性紙コップ循環実証 スタジアムで回収→堆肥に

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循環システムの概要と、使用する生分解性紙コップ(出所:三菱ケミカル)
クリックで拡大します 循環システムの概要と、使用する生分解性紙コップ(出所:三菱ケミカル)

三菱ケミカル(東京都千代田区)は2月14日、J リーグサッカークラブのガンバ大阪と連携し、同社の生分解性樹脂「BioPBS」(バイオ PBS)を活用した、紙コップを起点とする循環型システムの実証実験を行うと発表した。試合会場で使用した紙コップを堆肥に再資源化する。

2022年にガンバ大阪が実施するJ1リーグホームゲームにおいて、試合会場である「パナソニックスタジアム吹田」内で販売されるドリンク用に同社の生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップ約10万個を提供する。使用後の紙コップは、スタジアムに設置された食品残渣発酵分解装置で食品残渣物などと一緒に1次発酵を行う。1次発酵物は堆肥場で2次、3次発酵を行った後、農作物の栽培に利用できる堆肥に生まれ変わる。

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