三菱ケミ 植物由来のアクリル樹脂原料製造技術を開発 26年に商業規模へ

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三菱ケミカル(東京都千代田区)は2月16日、連結子会社の三菱ケミカルメタクリレーツ(東京都千代田区)とともに、植物由来原料を使用するMMA(メチルメタクリレート)モノマーの製造技術を開発し、パイロットプラントの設計に着手したと発表した。

MMAは自動車のランプカバー、看板、水族館の水槽、塗料、建材などに用いられるアクリル樹脂の原料。世界需要は360万トンを超えており、今後も各国GDP並みの伸びが見込まれているという。今回のプロセスは、植物由来原料を既存プロセスに適用させるもの。これにより100%バイオ由来の炭素を有するMMAが製造可能になる。

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