日清食品とサッポロ、即席麺とビールの共同輸送を開始  CO2年10t削減

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(出所:日清食品)
(出所:日清食品)

日清食品(東京都新宿区)とサッポログループのサッポログループ物流(同・渋谷区)は3月2日から、両社の製品である即席麺とビールを組み合わせた共同輸送を開始する。静岡~大阪間の輸送において、往路は製品を混載し、復路は空き容器や空きパレットを混載する「ラウンド輸送」のスキームを確立。個別に輸送していた従来方式に比べ、トラックの使用台数を約20%減少、CO2排出量は年間で約10トン削減できる見込み。

ラウンド輸送とは、トラックに積み込んだ貨物を目的地で降ろした後、別の貨物を積み込んで出発地まで帰ってくることで空車回送区間をなくし、車両の配送効率を高める輸送形態のこと。両社は静岡県焼津市に生産工場を持つ。

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