KDDIとエナリス、分散型電源のリアルタイム制御に関する実証実験で成果

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従来構成(左図)と実証実験の構成(右図)(出所:エナリス)
従来構成(左図)と実証実験の構成(右図)(出所:エナリス)

KDDI(東京都千代田区)とグループ会社のエナリス(同)は2月17日、VPP(バーチャルパワープラント)の実証実験において、日本で初めて、MEC(マルチアクセス・エッジコンピューティング)を用いた分散型電源のリアルタイム制御に成功したと発表した。この実証を通じて、分散型電源をVPPに取り込み、より大容量かつより素早く柔軟に電力の安定供給に貢献できることを確認した。

今回の実証実験は、今後、普及が見込まれる家庭用蓄電池やバッテリー式電気自動車を想定し、エナリスのVPP技術基盤と、KDDIの「5G×AWS Wavelength」を活用し、より高度で高速な分散型電源制御の実現性を計るというもの。実証期間は2021年10月~2021年12月まで。

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