丸紅、インドネシアで脱炭素事業推進 バイオマス由来排ガスからCO2回収等
丸紅(東京都千代田区)は2月17日、インドネシア国有石油会社であるPT Pertamina (プルタミナ社)とインドネシア共和国における脱炭素事業の共同開発に関する覚書を締結したと発表した。この合意を通じて、両社は、インドネシアにおける丸紅のパルプ製造事業で発生するバイオマス由来排出ガスからのCO2回収・貯蔵(BECCS)事業など、脱炭素事業の共同開発に取り組む。
温室効果ガス(GHG)排出量の削減は喫緊の課題となる中、両社はCO2の回収・有効利用・貯蔵(CCUS)事業を、地球温暖化対策の重要な選択肢として推進している。インドネシアは2021年7月、2060年のカーボンニュートラル達成を含めた長期脱炭素戦略を国連気候変動枠組条約(UNFCC)事務局に提出し、経済成長と脱炭素の両立を推進していくことを打ち出している。
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