はなまるうどん全店舗に高効率バーナ搭載ゆで麺器導入 CO2年間3千トン減

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業務用厨房機器向け高効率バーナ搭載の新型ゆで麺器(出所:東邦ガス)
業務用厨房機器向け高効率バーナ搭載の新型ゆで麺器(出所:東邦ガス)

東邦ガス(愛知県名古屋市)は2月21日、正英製作所(大阪府大阪市)と業務用厨房機器向け高効率バーナを共同開発、また、マルゼン(東京都台東区)と同バーナを搭載した新型ゆで麺器を共同開発したと発表した。同製品は、はなまる(東京都中央区)が運営する「はなまるうどん」全店舗(約460店舗)に順次導入される。この取り組みにより、「はなまるうどん」全店舗では、年間約3,000トンのCO2削減効果が見込まれる。

今回新規開発した同バーナは、空気の供給方式を従来の自然給気から空気ファンによる機械給気に変更し、必要な量の空気のみを供給する。また、同製品内の燃焼後の高温排気が通る流路と排気口を従来品より狭め、高温排気が被加熱物の近くを流れるようにするとともに、高温排気の滞留時間を長くし、伝熱性能を向上させている(伝熱性能の向上により、排気温度が下がり、機器周辺の温度は約5℃低下)。

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