三菱ケミ、植物由来の「カーボンネガティブ複合材」を製造する米国企業に出資

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Ekoa(R)/(右)採用イメージ(出所:三菱ケミカルホールディングス)
Ekoa(R)/(右)採用イメージ(出所:三菱ケミカルホールディングス)

三菱ケミカルホールディングス(東京都千代田区)は2月22日、米国シリコンバレーに設立したCVC子会社であるDiamond Edge Ventures, Inc.(DEV)を通じて、木材やプラスチック材に代わる植物由来のカーボンネガティブ複合材「Ekoa(R)」を製造・販売するLingrove Inc.(米国カリフォルニア州)に出資したと発表した。

「Ekoa(R)」は、亜麻などの天然繊維と樹脂の複合材で、CO2削減に貢献可能なカーボンネガティブな素材。成形性や耐久性にも優れており、鉄より高い重量比強度(引張強度を比重で割った値)を実現できるのが特長だ。

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