東京ガスと三菱重工G、CO2回収・有効利用へ実証実験 横浜ごみ焼却工場で

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実証実験を行う横浜市資源循環局鶴見工場(出所:三菱重工)
実証実験を行う横浜市資源循環局鶴見工場(出所:三菱重工)

東京ガス(東京都港区)は2月24日、横浜市、三菱重工グループと共同で、ごみ焼却工場(一般廃棄物焼却施設)の排ガス中に含まれるCO2を分離・回収し、CO2を資源として利活用する技術(CCU技術)の確立に向けた実証試験を行うと発表した。2023年1月から開始する。

この実証試験では、横浜市のごみ焼却工場(資源循環局鶴見工場)において、家庭から出たごみの焼却により発生する主にバイオマス由来のCO2を排ガスから分離・回収の上、有効に循環利用する検討を行う。ごみ焼却工場の排ガスから、三菱重工グループの技術により分離・回収されたCO2を、東京ガスの水素・CO2利用に関する知見を用いて、メタネーションの原料としてだけでなく、汎用性の高い産業ガス等に資源化するCCU技術の確立に向けた検討を実施する。

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