ウミトロン、ENEOSと資本業務提携 「ブルーカーボン」の共同研究開始

シンガポールのウミトロン社は2月24日、ENEOSホールディングス(東京都千代田区)と資本業務提携したと発表した。ウミトロンは新たな水産養殖分野としてブルーカーボン事業の共同研究を開始。これまで魚介類の養殖向けに活用してきたAI、IoT、衛星リモートセンシングといったテクノロジーやデータを応用して「ブルーカーボン生態系」と呼ばれる海藻や海草養殖向け技術の研究開発に取り組む。
ブルーカーボンとは、藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれ、隔離・貯留される炭素のことを指す。ENEOSは100%子会社であるENEOSイノベーションパートナー合同会社(同)を通じて資本参画する。ENEOSはCO2削減の観点からブルーカーボン事業に近年注力している。
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