富士通、低消費電力と高性能を両立した5G仮想化基地局を提供開始

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同仮想化基地局を用いたシステム全体のCO2排出削減イメージ(出所:ENEOS)
クリックで拡大します 同仮想化基地局を用いたシステム全体のCO2排出削減イメージ(出所:ENEOS)

富士通(東京都港区)は、5G SA(Stand-Alone)方式対応の、ソフトウェアにより仮想化した基地局を新たに開発し、3月から通信事業者向けに検証用として提供を開始する。同仮想化基地局は、高い通信性能や高キャパシティ、最適な演算リソースの配分を実現する同社独自技術により、従来の仮想化基地局の課題であった低消費電力化と高性能化を両立する。

2022年度中に各通信事業者の商用サービス網での展開に向けてグローバルに提供を開始する予定。ソフトウェア機能のアップデートを順次行い、環境負荷低減技術をさらに向上させ、2025年に従来型基地局システムと比較し、総CO2排出量を50%以上削減することを目指す。

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