UCCら、コーヒー焙煎に水素活用 山梨モデルで電化が困難な部門を脱炭素へ

山梨県と東京電力エナジーパートナー(東京電力EP/東京都中央区)、巴商会(同・大田区)、UCC上島珈琲(兵庫県神戸市)、東レ(東京都中央区)は3月2日、水素を熱源とした脱炭素エネルギーネットワーク「やまなしモデル」の技術開発事業を開始したと発表した。山梨県等が進めてきたP2G(Power to Gas)の開発成果を発展させ、電化が困難な産業部門等の脱炭素化を目指す。
山梨県等は、米倉山電力貯蔵技術研究サイト(甲府市)で、再エネの余剰電力で水素を製造し貯蔵するP2Gシステムの共同開発を進めている。「やまなしモデル」技術開発事業では、新たに小規模パッケージ化したP2Gシステムを開発し、国内の複数地点に整備することを目指す。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の採択を受け事業を開始した。事業期間は2021年度~2025年度(5年間)。
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