プラ削減に向けて条約策定の議論開始 国連環境総会で決議・採択

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国連環境計画(UNEP)が主催する第5回国連環境総会再開セッション(UNEA5.2)が2月28日から3月2日にかけて、ケニア・ナイロビで開催された。「持続可能な開発目標の達成に向けた自然のための行動強化」をテーマに、日本・ペルー・ルワンダの提案に基づき、海洋を始めとするプラスチック汚染対策に関する1本の決議を含む計14本の決議と会合テーマに沿った閣僚宣言が採択された。

プラスチック汚染対策に関する決議では、世界中のプラスチック汚染を終わらせるため、プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際約束策定のための政府間交渉委員会(INC:Intergovernmental Negotiating Committee)の設立を決定した。INCでは、国際約束の義務的事項、対策、自主的アプローチなどについて検討。2024年末までに作業の完了を目指す。閣僚宣言には、その決定を歓迎することなどが盛り込まれた。

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