ボルボ、新ワイヤレス充電技術の実証開始　EVへの応用の可能性を探る

スウェーデンに本社を構えるボルボ・カーズは3月3日（スウェーデン時間）、パートナー企業とともに、新しいワイヤレス充電技術を都市環境に組み込んだテストを実施していることを発表した。この実証を通じて、将来の電気自動車（EV）への応用の可能性を評価する。

この実証は、戦略的イニシアティブ「イェーテボリ・グリーン・シティ・ゾーン」で計画されているプロジェクトのひとつで、期間は3年間。ボルボのEV「XC40 Recharge」の法人向け車両を、北欧地域最大のタクシー事業者「Cabonline（カボンライン）」タクシーとして使用するもので、スウェーデン・イェーテボリにある複数の場所でワイヤレス充電する予定だ。