洋上風力から電気を運ぶ「電気運搬船」で協業 パワーエックスと日本海事協会

パワーエックス(東京都港区)は3月10日、日本の海域にある洋上風力発電所から海岸に自然エネルギーを輸送する「電気運搬船」の設計開発・試験運航に向け、日本海事協会(ClassNK)と協業に関わるMOU(基本合意書)を締結したと発表した。
パワーエックスは、電気運搬船の初号船プロジェクトを進めており、2025年の実証実験と本格稼働に向け、船の設計・開発のフェーズに入っている。今回のMOUを通じて、船舶の構造・設備の設計、安全管理システム、ソフトウェア等における豊富な専門的知見を有するClassNKと提携し、2025年末までを目標に、電気運搬船「Power ARK」の初号船の完成を実現する。双方の資源を最大限に活用することで、脱炭素社会の実現に向けた新たな取り組みを加速していく。
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