大陽日酸、太平洋セメントへCO2液化設備設置 再資源化技術開発に協力

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CO2液化設備外観(出所:大陽日酸)
CO2液化設備外観(出所:大陽日酸)

大陽日酸(東京都品川区)は3月11日、太平洋セメント熊谷工場(埼玉県熊谷市)にCO2液化設備を設置したと発表した。太平洋セメント(同・港区)が単独で採択された、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業「炭素循環型セメント製造プロセス技術開発」に、CO2液化工程で協力する。設置は2月に実施した。

太平洋セメントが実施する「炭素環境型セメント製造プロセス技術開発」は、セメント製造工程で排出されるCO2を再資源化し、セメント原料や土木資材として再利用する技術を開発するもの。セメント産業における革新的な脱炭素技術の創出に向けた技術開発だ。

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