東京ガスと太平洋セメント、合成メタンを都市ガスインフラで供給へ 調査開始

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事業性評価概念図(出所:東京ガス)
事業性評価概念図(出所:東京ガス)

東京ガス(東京都港区)は3月18日、太平洋セメント(東京都文京区)と脱炭素社会の実現に向けた検討を共同で実施することに合意し、第一歩として、将来的な、セメント製造工程から回収される高濃度CO2を原料として合成されるメタンの都市ガスインフラによる供給を目指した「メタネーション」事業の実現可能性調査を開始すると発表した。

太平洋セメントは1月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業において「CO2回収型セメント製造プロセスの開発」に採択され、CO2回収型セメント製造プロセス、メタネーションシステムの開発に着手した。さらなるカーボンリサイクルの拡充を志向し、合成メタンのセメント製造工程における利用に加え、幅広く熱エネルギーとして再利用するための協業先を探してきた。

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