20年度の一般廃棄物排出量は4167万t、2.5%減少 家庭ごみは増加

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ごみ総排出量の推移(出所:環境省)
ごみ総排出量の推移(出所:環境省)

環境省は3月29日、2020年度における全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)の排出・処理状況等の調査結果を公表した。ごみ総排出量は4,167万トン(前年度4,274万トン、前年度比2.5%減)、1人1日当たりのごみ排出量は901グラム(同918グラム、同1.9%減)でいずれも前年度から減少した。ごみの総排出量は減少傾向にあり、基本方針でベースラインとしている2012年度を8年連続で下回った。

最終処分量は364万トン(前年度380万トン)で前年度比4.2%減少した。リサイクル率は20%で前年度の19.6%から微増した。最終処分場の残余容量は9,984万m3で(前年度9,958万m3)前年度から微増し、残余年数も22.4年(前年度21.4年)と延びたが、最終処分場の数はおおむね減少傾向にあり、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況にある。

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