ホンダ、30年までにEV30車種展開へ　研究開発に8兆円投入

本田技研工業（ホンダ／東京都港区）は4月12日、2030年までにグローバルで、軽商用からフラッグシップクラスまで30車種の電気自動車（EV）を展開すると発表した。同年に年間生産200万台超を計画する。また、今後10年で研究開発費として約8兆円、その内電動化・ソフトウェア領域に投資も含め約5兆円を投入すると明らかにした。

日本では24年前半に商用軽EVを100万円台で投入

同社は2020年代後半にかけて、主要地域ごとの市場特性に合わせたEVを投入する。北米ではGMと共同開発の中大型クラスEVを2024年に2車種（Hondaブランド：新型SUV「プロローグ」、Acuraブランド：SUVタイプ）、中国では2027年までに10車種のEVを投入する。また、日本では、2024年前半に商用の軽EVを100万円台で、その後、パーソナル向けの軽EV、SUVタイプのEVを適時投入する予定だという。