船舶の排出ガス洗浄装置からの排水を統一的なルールで規制へ　IMO小委で案

導国土交通省は4月11日、国際海事機関（IMO）汚染防止・対応小委員会第9回会合において、船舶の排出ガス洗浄装置から排出される排水について、世界的に統一された評価方法によって、規制の導入の必要性の判断を行うための国際ガイドライン案が作成されたと報告した。

今後、2022年6月に開催予定のIMO海洋環境保護委員会（MEPC）において最終案が審議、承認される見込み。このガイドラインが承認され、完成すれば、各国において、世界的に統一された評価方法に基づいて、排水規制の導入の必要性の判断が行われることが期待されるという。