島津製作所、廃木材の炭化による温室効果ガス排出量削減効果が評価

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オリーブ基金が運営するオリーブ畑での施用(出所:島津製作所)
オリーブ基金が運営するオリーブ畑での施用(出所:島津製作所)

島津製作所(京都府京都市)は4月12日、同社の廃木材炭化(バイオ炭)の取り組みが、ライフサイクルアセスメント(LCA)の研究者である立命館大学政策科学部の中野勝行准教授の試算により、CO2排出量の削減に効果があることが認められたと発表した。

バイオ炭は、生物の活性化や環境の改善、安定度の高い炭素そのものを土壌や水中に長期間にわたり封じ込める効果があるものとして注目されているという。同社は2006年から、事業活動で発生した廃木材を炭化して土壌改良剤に再生し事業所内の緑地で利用してきた。

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