白井グループら、混合廃プラを石油成分に変換 バージンプラと同等が製造可能

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都内の廃プラスチックの油化実証(出所:白井グループ)
都内の廃プラスチックの油化実証(出所:白井グループ)

白井グループ(東京都足立区)は4月13日、ダイナックス都市環境研究所(同・港区)が採択された東京都モデル事業における実証試験において、これまで焼却されていた都内中間処理施設の混合廃プラスチックを良質な石油成分に変換することに成功したと発表した。

この実証では、中間処理である品川運輸(同・品川区)の混合廃プラスチック(従来は焼却)を原料にして、オガワエコノス(広島県府中市)の技術協力のもと、ケミカルリサイクル向けに品質を調整し、環境エネルギー(同・福山市)の触媒熱分解方式により、廃プラスチックの油化が試された。その結果、製造した生成油は、石油由来のバージンプラスチックと同等品質を製造できる原料となった。

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