ブリヂストン、使用済タイヤの再資源化技術開発で米・ランザテック社と連携 

  • 印刷
  • 共有
使用済タイヤのリサイクル技術開発へ向けたパートナーシップ・イメージ
(出所:ブリヂストン)
使用済タイヤのリサイクル技術開発へ向けたパートナーシップ・イメージ (出所:ブリヂストン)

ブリヂストン(東京都中央区)は4月14日、米州グループ会社であるブリヂストン アメリカス(BSAM/米国・テネシー)が、LanzaTech(ランザテック社/米国・イリノイ)と、使用済タイヤの革新的なリサイクル技術の開発に向けた独占的パートナーシップを締結したと発表した。同社グループとランザテック社は共創パートナーとして、使用済タイヤを再生資源に新たな原材料へリサイクルするビジネスモデルの構築を共同で進める。

具体的には、ランザテック社の持つ炭素回収・ガス発酵技術を用いて、使用済タイヤからエタノール等の化学品を製造し、包装用の樹脂(PET)やポリエステル糸、洗濯洗剤など日用品に使用される界面活性剤などの原材料として再利用することに取り組むという。
さらに、使用済タイヤから、タイヤの材料の一つである合成ゴムの素原料となるブタジエンを製造するために、独自の微生物を用いた発酵技術の開発に向けて共同で探索を進める。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事