アマモのCO2吸収量は「年間41.29kg−CO2」 NTTデータが発表

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実証実験の進め方(出所:NTTデータ)
実証実験の進め方(出所:NTTデータ)

NTTデータ(東京都江東区)は4月14日、熊本県上天草市と共同で、海藻の一種であるアマモのCO2吸収量を測定する実証事業(実証期間:2022年2月15日~3月23日)を行い、結果を発表した。実測値を使う場合と文献値を使う場合では約20%の差があり、ブルーカーボンを精緻に把握するためには、土地ごとの特性や算定時期を考慮に入れる必要があることが分かった。

今回の実証におけるアマモの年間CO2吸収量は、文献値(繁茂期の5~6月頃、九州地方以外の全国各地で採取)を使った場合が41.29 kg−CO2/年、実測値(2月、九州の上天草市で採取)を使った場合が31.75 kg−CO2/年と算定された。

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