日本板硝子、世界初・バイオ燃料100%でフロートガラス製造実験に成功

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グリーンゲート事業所を訪れた英・セントヘレンズのMancyia Uddin気象変動担当審議官(出所:日本板硝子)
グリーンゲート事業所を訪れた英・セントヘレンズのMancyia Uddin気象変動担当審議官(出所:日本板硝子)

日本板硝子(東京都港区)は4月14日、同社グループ会社であるピルキントン UK社のグリーンゲート事業所(英国・セントへレンズ)において、バイオ燃料を100%利用したフロートガラス製造の実証実験に世界で初めて成功したと発表した。同実験は、現在の主燃料である天然ガスに代わる持続可能な低炭素燃料の導入を検討する取り組みの一環として実施。約80%ものCO2排出量削減効果を確認したという。

実験では、有機廃棄物から作られた持続可能なバイオ燃料を利用し、ピルキントン UK社のグリーンゲート事業所のガラス製造窯において、4日間にわたり実施された。実験では、天然ガスに比べて約80%のCO2排出量削減効果を実現したうえで、16.5万平方フィート(約1.5万平方メートル)のフロートガラスの製造に成功したとしている。

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