大林組、CO2排出量実質ゼロ以下のコンクリート開発 22年度に工事適用へ

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CO2排出量イメージ(出所:大林組)
CO2排出量イメージ(出所:大林組)

大林組(東京都港区)は4月18日、製造時のCO2排出量を最大で80%削減する低炭素型コンクリート「クリーンクリート」の技術を基に、CO2排出量を実質ゼロ以下(カーボンネガティブ)と廃棄物削減を実現する「クリーンクリートN」を開発したと発表した。鉄筋コンクリートの材料として2022年度中の工事適用をめざす。

今回、新たに開発した「クリーンクリートN」は、従来のクリーンクリートに、CO2を吸収し固定化した炭酸カルシウムを主成分とする粉体を混ぜ合わせることで、その比率によってCO2排出量を差し引きゼロからさらにマイナスにできるという。プレキャスト製品だけでなくコンクリートプラントで製造、現場打設ができる。

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