古河電工、銅箔事業の生産拠点で全電力再エネ化 低環境負荷の電解銅箔を実現

古河電気工業(東京都千代田区)は4月18日、同月から、銅箔事業部門の生産拠点である今市東工場(栃木県日光市)に、実質的再生可能エネルギー由来電力を導入すると発表した。同工場ではすでに太陽光発電を導入しているが、今回の再エネ由来電力導入による電力使用にともなう年間CO2排出削減量(スコープ2)は年間最大約3万トンを見込む。
同社の電解銅箔は使用済み銅電線をリサイクルして製造する。一方、電気分解で銅を析出して製造を行っており、加工に多くの電力を消費する。今回の実質的再エネ由来電力導入の開始により、同社では「地球環境負荷が極めて少ない電解銅箔が実現する」としている。
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