日本初、鉄道分野でEV再生バッテリー本格導入 JR東の踏切160カ所から

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踏切保安装置バッテリー設置イメージ(出所:JR東日本)
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JR東日本とフォーアールエナジー(神奈川県横浜市)は4月18日、鉄道分野で本格的に電気自動車(EV)の再生バッテリーの導入を開始すると発表した。フォーアールエナジーが提供する電気自動車「日産リーフ」の再生バッテリーはこれまで、街灯や店舗のバックアップ電源として活用されてきたが、鉄道分野で本格的に導入されるのは今回が初めて。

JR東日本は、一時的な停電時でも動作を継続できるように踏切保安装置にバッテリーを設置している。このバッテリーにEV再生バッテリーを活用できないか、これまで、常磐線・水戸線の10 カ所の踏切で性能の検証を進めてきた。検証の結果、充電時間は従来の鉛蓄電池の約1/3の時間で完了すること、10年の寿命が見込めること、鉄道沿線の環境において安定稼働することが確認できたという。

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