NTT西、琵琶湖の水草を堆肥化→循環型野菜栽培 1~2割高くても売れるか

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(出所:NTT西日本グループ)
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NTT西日本グループは4月21日、吉田農園(滋賀県長浜市)をフィールドに実施した、地域資源の堆肥化から循環型農作物の栽培・販売における一連の実証の成果を発表した。地域資源由来の堆肥や有機肥料等の活用で土壌中の各種成分の向上が確認できたほか、栽培したブロッコリーの販売では1~2割高い価格設定の中、従来の慣行農法で栽培されたブロッコリーと同等の販売実績を残すことができたという。

同社グループは同実証実験により得られたノウハウ等を活用し、地域資源や土壌・肥料成分といったデータベースの構築、生産者と消費者をつなぐ販路マッチング等の仕組みの構築をめざす考え。また、有機資源をバイオ炭に再生し農地へ施用して土壌を改良するとともに炭素貯留によりカーボンネガティブを実現する「地域食品資源循環ソリューション(バイオ炭化タイプ)」の展開も図り、地域資源循環による持続可能な“食と農”の実現を目指す。

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