エプソン子会社、不要金属を原料に再資源化　新工場建設・1／4を再生原料へ

セイコーエプソン（長野県諏訪市）は4月20日、グループ会社のエプソンアトミックス（アトミックス／青森県八戸市）が、アトミックスや市中などで不要になった金属を、金属粉末製品の原料として再生する新工場を建設すると発表した。2025年の稼働を目指す。

アトミックスは、独自の製造技術により数マイクロメートル単位の微細な金属粉末製品を生産・販売する、金属粉末製品に関する世界トップメーカーのひとつ。特に磁性粉末製品は、スマートフォンなどのIT機器向け、ハイブリッドカー・電気自動車向けのコイルとして電源回路に使用されており、今後、さらなる需要の増加が見込まれているという。