東大、容リ法PETボトルリサイクルの「競り上げ入札」を提言

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東京大学マーケットデザインセンター(The University of Tokyo Market Design Center/UTMD)4月23日、容器包装リサイクル法(容リ法)の中で義務付けられているPETボトルリサイクル入札(自治体から再商品化事業者への収集されたPETボトルの売却)の再設計について政策提言を発表した。

提言では「容リ法は日本のリサイクル市場発展に対し、多大な効果を挙げたと考えられる」と評価しつつも「現行の入札制度は解決したい課題の特徴とよくフィットしない封印入札を用いたものとなっているため、社会的に非効率な配分が発生してしまっていると考えられる」と指摘。入札制度を再設計する際に検討すべき論点は数多くあるとしつつ、同提言で示した主要な論点については「封印入札を基本とした現行制度を競り上げ入札に基づく新しい制度へと切り替えることによって解決・緩和できると考えられる」と示した。

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