IHI、火力発電でアンモニア混焼・専焼の技術検討実施へ インドネシアで

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Gresik火力発電所(出所:IHI)
Gresik火力発電所(出所:IHI)

IHI(東京都江東区)は4月25日、インドネシア国営電力会社PLNの100%子会社PT Pembangkitan Jawa-Bali(PJB)と、アンモニアやバイオマス混焼・専焼技術の適用、経済性の検証を行うMoU(基本合意書)に調印した。PJB所有のグレシック火力発電所等の既設ボイラを対象に、アンモニアなどのカーボンニュートラル燃料の混焼、将来的な専焼の実施を想定した各種技術検討等を行う。

インドネシア政府とPLN、PJBは、2060年までに温室効果ガス排出量ゼロを目指し、火力発電所におけるカーボンニュートラル燃料の利活用を検討している。これを踏まえ、PLN、PJB、IHIは、火力発電所における具体的手段として、特に燃焼時にCO2を排出しないアンモニアや、再生可能エネルギーとしてインドネシアで利活用が期待されているバイオマスなど、火力発電所で活用していくための混焼、さらには専焼技術について協議を重ねてきた。

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