日建設計(東京都千代田区)、東邦ガス(愛知県名古屋市)、アラヤ(東京都港区)など5社は5月9日、AI(人工知能)を活用してCO2やコストを削減し既存の地域冷暖房における課題解決につなげる「AI地域冷暖房(通称:AIちれい)」を開発したと発表した。同月から愛知県名古屋市で実証実験を開始する。
今回開発した「AIちれい」は、AIプログラムを組み込んだエッジパソコンを設置し、運転データを読み込ませるだけで、ローコストかつ短工期で省CO2を実現できるという。運転を止めることなく改修を行うこともできる。