コスモエネルギーホールディングス(東京都港区)は5月12日、同社グループにおける2050年カーボンネットゼロの実現に向けて、今後の取り組みと工程をとりまとめたロードマップを公表した。重点項目として6テーマを設定。2030年までに自社操業に伴う温室効果ガス(GHG)排出量(Scope1・2)をネットで30%削減(2013年比)、2050年までにネットゼロを目指す。
6つのテーマでは、水素・アンモニアなど脱炭素エネルギーへの転換、CO2を回収・利用するネガティブエミッション技術の活用、風力を主とした再生可能エネルギー事業の拡大、SAF(持続可能な航空燃料)など次世代エネルギーや原料への取り組み、モビリティサービスの拡大、カーボンクレジットの活用を挙げている。