環境ビジネス編集部
最終更新日: 2022年05月16日
東京都立大学大学院理学研究科、京都大学触媒・電池元素戦略拠点らの研究チームは5月11日、相分離を利用することでCO2吸収速度の向上と反応系からの生成物の分離を実現し、ガス流通下でもCO2(400ppm)を99%以上除去できる新しいDACシステムの開発に成功したと発表した。
今回開発した相分離によるCO2吸収・回収システムは、DACだけでなく、工場の排気ガスなどからのCO2回収にも応用可能な汎用性の高い新たなシステムとしての実用化が期待される。