東北電力ら、岩手・久慈市沖で浮体式洋上風力発電の実現可能性調査

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ダンピングプール技術を用いた洋上風力発電(出所:東北電力)
ダンピングプール技術を用いた洋上風力発電(出所:東北電力)

東北電力(宮城県仙台市)は5月12日、フランスのBW Ideol社と、岩手県久慈市沖における商業規模の浮体式洋上風力発電の共同事業化に向け、実現可能性調査を開始したと発表した。今後、BW Ideolが特許を保有する「ダンピングプール技術」による洋上風力発電を想定した各種調査を共同で進める。

BW Ideolは、浮体式洋上風力発電で複数の実績を持つ。スコットランド北東部で開発権を落札した1GW近いプロジェクトを含め、開発事業者として商業規模のプロジェクトに係ってきた。ダンピングプール技術をはじめとしたBW Ideolの技術は、2018年から稼働しているフランスと日本の浮体式洋上風力発電プロジェクトでも採用されているという。

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