帝人フロンティア、ポリエステル繊維の新リサイクル技術開発

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帝人フロンティア(大阪府大阪市)は5月18日、新たに開発した解重合触媒を使用することにより、着色されたポリエステル繊維を石油由来の原料と同等の品質に再生できる新たなリサイクル技術を開発したと発表した。従来の手法よりエネルギー消費量が少なく、排水・排液・解重合触媒などを再利用することができるため廃棄物の削減が可能で、環境負荷が低いという。

同社は今後、5月にパイロットプラントを松山事業所(愛媛県松山市)内に設置し、実証試験を進める。さらに高品質なリサイクルポリエステル原料の生産と環境負荷低減を実現するリサイクル技術の開発に向けて、改良を重ねていくとしている。

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