コカ・コーラジャパン、再生PET原料使用のラベル開発 試験販売を実施へ

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ケミカルリサイクルによる再生PET製品の製造工程(出所:コカ・コーラ ボトラーズジャパン)
ケミカルリサイクルによる再生PET製品の製造工程(出所:コカ・コーラ ボトラーズジャパン)

​コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区)は5月25日、フジシール(同・千代田区)、東洋紡(大阪府大阪市)と共同で、使用済みラベル・廃ラベルから再生したPET樹脂を原料としたシュリンクラベルを開発したと発表した。7月下旬以降に、同ラベルを装着したPETボトル製品の試験販売を行う。

この取り組みには、台湾企業「遠東新世紀」のケミカルリサイクルのプロセスが活用されている。同社のケミカルリサイクル手法「TopGreen® ChemCycle(トップグリーンケムサイクル)」は、一般的なケミカルリサイクルが使用済みPETボトルをPET樹脂製造時の中間原料に戻し精製した後、PETに再重合するのに対し、PET樹脂の原料であるPTA(高純度テレフタル酸)にまで変換することができる。

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