大阪大学ら、畜産由来バイオガスからメタノールとギ酸を製造 実証設備を竣工

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バイオガス中に含まれるメタンをメタノールとギ酸に変換(出所:エア・ウォーター)
バイオガス中に含まれるメタンをメタノールとギ酸に変換(出所:エア・ウォーター)

大阪大学(大阪府吹田市)、北海道興部町、エア・ウォーター北海道(北海道札幌市)、岩田地崎建設(北海道札幌市)は5月26日、バイオガス中に含まれるメタンからメタノールとギ酸を製造する光化学プラントの実用化に向けて、興部町営の興部北興バイオガスプラントの敷地内にパイロットプラントを建設し、竣工式を行った。

今回建設したパイロットプラント本体は、内容量が約1m3(1,000L)となる「反応槽」を軸として、既存の興部北興バイオガスプラントで発生するバイオガスを原料にバイオメタノールとバイオギ酸に変換するフローを設置した。これにより、世界初の畜産由来原料を用いたメタンの光化学パイロットプラントを構築している。

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