【米国】カリフォルニア、干ばつで水力発電量が減少 CO2増加の試算

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米国エネルギー情報局(EIA)は5月26日、長期にわたるカリフォルニアでの干ばつにより、同州の夏の水力発電による発電量が、通常の降水量と比較してほぼ半分に減少する可能性があると発表した。EIAの分析では、平年の降水量では州の発電量の15%が水力発電でまかなわれるのに対し、干ばつの年には8%程度になるとしている。

水力発電の減少により、カリフォルニア州の天然ガスによる発電量が8%増加し、州内のエネルギー関連CO2排出量が6%増加。現在のシステム構成では、西部全体の卸売電力価格が平均5%上昇すると予想した。

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