日立造船子会社、スイスでバイオメタネーション産業用プラントを完成

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バオメタネーションの産業用プラント(出所:日立造船)
バオメタネーションの産業用プラント(出所:日立造船)

日立造船(大阪府大阪市)は5月25日、子会社でバイオガス事業を展開するHitachi Zosen Inova Schmack GmbH(HZI Schmack/ドイツ・バイエルン州)が、スイスの電力会社Regiowerk Limeco社所有する施設内に、生物反応でメタンを生成するバイオメタネーションの産業用Power to Gas(PtG)プラントを完成させたと発表した。

今回新設したプラントは、Limeco社が所有するごみ処理施設で発電された電力を使って水を電気分解し、水素を生成する。その後、水素と既設の廃水処理施設から排出される下水ガスをバイオリアクターに供給。リアクター内にいる微生物の生物反応によって、水素と下水ガスに含まれるCO2がメタンに変換され、精製されたメタンは地域のガス供給網に供給される。

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