三菱ケミHD、リチウムイオン電池向け負極材増産へ 1万2千トン/年に増強

三菱ケミカルホールディングスグループ(東京都千代田区)は5月30日、中国の生産拠点において、リチウムイオン電池向け新開発製品である天然系負極材の製造能力を増強するほか、負極材の供給体制について、現行の日本・中国に加えて、欧米での製造販売の検討を開始したと発表した。
今回、増産を行うのは、中国のグループ会社である青島雅能都化成有限公司(中国・山東省青島)および関連会社である青島菱達化成有限公司(中国・山東省青島)の製造ラインで、生産量は現在の2,000トン/年から12,000トン/年へと大幅に強化される。稼働開始は2023年度前半予定。
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