都、低炭素アスファルト混合物が全国で初めて承認　公共工事の低炭素化を推進

東京都は6月3日、CO2排出量の抑制が見込める低炭素（中温化）アスファルト混合物について、新規取扱い混合物として全国で初めて承認され、従来の混合物と同様に使用することが可能になったと発表した。

低炭素アスファルトは、（通常との比較で）製造時の加熱温度を10～30℃低減し、CO2排出量を削減することができる。都の試算では、製造温度を通常より30℃低減した低炭素（中温化）アスファルト混合物を、工事で使用した場合、年間CO2排出量を約3,470トン削減できるという。