三菱重工、インドネシアでアンモニア発電の事業化調査 既設火力発電活用
三菱重工業(東京都千代田区)は6月3日、インドネシアの既設火力発電所において、燃料としてアンモニアを導入することで、同国のエネルギー脱炭素化を支援する事業化調査(Feasibility Study:FS)に着手したと発表した。
今回、調査を行うのは、インドネシア国営電力公社傘下のスララヤ石炭焚き発電所(スララヤ案件)と、インドネシア内の既設ガス焚き発電所(既設ガス火力発電所案件)の2施設。いずれも、同国で豊富に産出する石油・天然ガスの改質で得られるアンモニアについて、製造・輸送・燃料消費とCO2貯留にわたる一連のバリューチェーンの構築を視野に入れている。
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