NEC、国内初・3年限サステナビリティ・リンク・ボンド同時発行へ
NEC(東京都港区)は6月3日、国内社債市場における公募形式によりサステナビリティ・リンク・ボンドを7月以降に発行する予定であり、同社債発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出したと発表した。同社債は国内で初めて、3年限(5年・7年・10年)サステナビリティ・リンク・ボンド同時発行となる見込み。
サステナビリティ・リンク・ボンドとは、あらかじめ定められたサステナビリティ/ESGの目標を達成するか否かによって条件が変化する債券。発行体が定めた時間軸の中で、将来の持続可能性に関する成果の改善にコミットする。具体的には、発行体が定めた重要な評価指標(KPI)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)による将来のパフォーマンスの評価に基づいた金融商品であり、KPIに関して達成すべき目標数値として設定されたSPTsを達成したかどうかによって、債券の条件が変化する。
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